スリーコットン

（植物由来の天然の綿）

スリーコットンの魅力

スリーコットンは植物由来の天然の綿です。主に東南アジアに自生しており、日本でも観葉植物として扱われています。

スリーコットンの生成する繊維は70％中空で、軽くて保温性が抜群です。また、湿気を吸って発熱する効果があります。その他、抗菌防臭・制菌・ダニ忌避などの効果を持っています。洋服や化粧品などの製造過程では、動物を犠牲にしないので、環境負荷を減らせる点を訴えます。従って、高機能とエコという特性は非常に注目されていました。

その用途として、ジャケットの詰め物やクッションや寝具の中綿などに使用されています。

制菌と抗菌防臭

スリーコットン繊維自体は細菌の繁殖と成長を抑制する機能を持っています。（下記の試験対象の中わにはスリーコットンは30％と普通ポリエステル70％の構成です。）

防ダニ

ダニはスリーコットンを探知すると、逃げるという実験結果があります。

（下記の試験対象の中わにはスリーコットンは30％と普通ポリエステル70％の構成です。）

保温機能

スリーコットン繊維は70％中空ですので、この新素材の特徴の一つは軽さと暖かさです。

従来のダウンジャケットの重量は約800G～1KGですが、スリーコットンのフードジャケットは約500Gです。従来のダウンより遥かに軽いです。

サーモグラフを見ればわかるように、軽い素材ながらスリーコットンの製品はダウンと同じだけの暖かさをお届けします。

下記の検査結果はスリーコットン繊維が30％と普通ポリ70％による中綿と普通ポリ100％の中綿（同様グラム）の保温性の対比ですが、20％アップします。

吸湿発熱

スリーコットン繊維は湿気を良く吸収して、沢山の水分子は周りの空気分子と不規律に衝突して、発熱する効果があります。

下記の検査結果はスリーコットン繊維が30％と普通ポリ70％による中綿と普通ポリ100％の中綿（同様グラム）の対比ですが、最大2.1度上がります。